かゆい水虫、アトピーなんとかならないの?!


かゆい水虫、アトピー

最近の水虫治療薬の効き目は強い

かゆみというのは、生体の異常を知らせる注意信号です。

痒さに負けてむやみに掻くと、注意信号はかえって増幅します。

虫さされの痕は掻いてはいけないといわれるのは、この掻き傷から黄色ブドウ球菌や

緑膿菌が感染すると患部が化膿してしまうから。

このような虫さされのかゆみは一時的なものですが、

水虫のかゆみは感染したひとならわかるでしょうが本当に我慢できないほど激しいです。

水虫はカビの一種の白鮮菌が、手足の皮膚の角質層や爪などに寄生することで発症します。

股問部に発症するとインキンタムシ、頭部など発症するとシラクモなどと呼ばれます。

水虫の外用薬としては白鮮菌を死滅させる抗真菌薬と、患部のかゆみを抑えるための鎮痒薬があります。

抗真菌薬にはトルシクラート製剤、ビホナゾール製剤などがあり、一部はスイッチOTC薬として出回っています。

消費者が処方箋なしに、薬局・薬店で購入できる医薬品を、大衆薬とか店頭薬いいますが、

世界的には「OTC薬」(OTCとはオーバー・ザーカウンターの略語である)と呼ばれています。

求めればカウンター越しに、すぐに売ってくれるという意味です。
  
「スイッチOTC薬」とは、従来、医師が治療に使ってきた医療用医薬品が、薬局・薬店でも販売で

きるようになったものをいいます。

もともと医療用医薬品であるだけに、OTC薬よりも効き目は強いのです。

成人にまで広がるアトピー性皮膚炎

鎮痒薬として処方されるステロイド薬(副腎皮質ホルモン)は、強烈なかゆみを解消してくれます。

しかし、長期連続使用すると副作用が現われるのが問題です。

副腎皮質ホルモンの分泌量は、脳のコントロールにより体内で微妙に調節されていますが、

そこに人為的にステロイド薬が使用されると、ホルモンのバランスが崩れてしまいます。

人体にはバランス回復機能があるので、短期間の使用ではさほど問題はありません。

しかし、長期連続使用すると免疫系・代謝系に影響が現われ、感染症にかかりやすくなったり、

糖尿病や高血圧が悪化したり、骨粗霧症が起こりやすくなってしまいます。

だからといって、長期連続使用の途中で急に使用を中断すると、顔が赤く腫れあがったり

(ムーンフニイスと呼ばれる)、重い場合は全身哇ショックに陥ったりします。

これをリバウンド症状といいます。

ステロイド薬の副作用が大きな問題になってきたのは、アトピー性皮膚炎のかゆみを抑える特効薬と

して多用されてきたからです。

現在、乳幼児の三人に一人はアトピー性皮膚炎にかかっているともいわれ、

長期化すると成人にまで持ち越してしまいます。

症状が悪化しだために、離職に追い込まれたり、縁談が破談になったという事例も報告されています。

使用期間が長くなるほど副作用も慢性化していきます。

ですので、アトピー性皮膚炎のような慢性疾患には、ステロイド薬は向かないという医師も多いようです。

その一方で、アトピー性皮膚炎がこじれたりするのは、ステロイド薬の使い方が不適切だったり、

民間療法などに頼るからだと主張する医師もいます。